初の川下りは我地元の荒川に決定。
スタート地点は埼玉県の【彩湖】。目標地点は地元の小菅付近だが、最初なので無理をせずにいける所まで行く予定。
朝起きて新聞で満潮・干潮の時間をチェック。今日は１４時に満潮～１８時半に干潮。
昼からのスタートだと《上げ潮～潮止まり～下げ潮》になり自力で漕ぐ時間が長くなるが予定通りに決行。
子供達で話し合った結果、今回のパートナーは誠士郎になりました。
【彩湖】は車だと我が家からたいして時間がかからないが、電車だと乗り換え２回+バス。
しっかりと荷物を整理して１１時に我が家を出発しました。

【彩湖】に到着したのが１３時。１５ｋｇの荷物を２時間背負っていたので肩が痛い。
パンやおにぎりを食べてしばしの休憩。
半分食べて残りは川下りの途中で食べる為に残しました。
さて休憩後に組み立て開始。２回目の組み立ては約３５分かかりました。
この分だと慣れても２０～３０分位はかかるかな？
そして１４時１５分にスタート！まずは彩湖で練習だ！

彩湖で少々練習していよいよ荒川にチャレンジ！
一度舟を上げてゴルフ場を迂回し、再び着水出来るポイントを探す。
ポイントを見つけて１５時に初川下りスタート。
荒川はまだ潮止まりで流れが無く、向かい風も結構強い。誠士郎と息を合わせて漕ぐ。
３０分位漕ぐがたいした距離を稼げず、のんびり行くことに変更した。
荒川を下りながら感じたのは陸から見るより鳥の数が多い事だ。
鴨、白サギ、燕などが飛び回り、茂みからキジが飛んだのには驚いた！
魚にも出会えた。２０～３０ｃｍ位のボラが目の前を何度もジャンプし、
驚いたのは誠士郎が後を向いている時に２０ｃｍ位の鯉がモアと誠士郎の間をジャンプで横切った。
すぐ目の前を通過した鯉に誠士郎と大騒ぎで喜んだ。
ゴミや油が浮いている荒川だが、川を必要とする生き物の生活感を強く感じた。
思えば子供の頃は荒川の土手でよく遊んだ。
煙草もこの場所で憶え、友達と土手に座りくだらない話を何時間もした。
その荒川を今こうして下っていると何とも言えない気持ちになった。

風も止み、少々下げ潮になってきて漕がなくてもゆっくり進むようになってきた。
途中、レガッタチームの追走モーターボートや水上スキーを楽しむ人達が何度も往復し引き波がやってくる。
彼らもモア艇に気づくとスピードを落としてくれるのだが、それでも波に穂先を向けないと沈を意識するレベルの引き波だ。
緊張しながら船をコントロールするが結構楽しかった。
そろそろ１６時半近くになったので埼京線の戸田公園駅に近い戸田橋手前で舟を上げ今日はここで終わりにしました。
次回は戸田橋から地元にチャレンジだ！